2018年1月5日
香港4日目の続きです。
添好運で飲茶を食べてホテルに戻ったのは13時半頃。雨がぽつぽつ...っと降ってきたし、お腹もいっぱいなのでしばし休憩。
1時間ぐらい休んで外を見ると、雨は平気な様でしたのでちょっとお出かけしてみる事にします。路面が濡れていたので一時ざーっと降ったのかも知れません。
天気が良くないのでビクトリア・ピークに登っても景色は良くないだろうし、どこ行こうか...と相談の結果、黄大仙祠 (Wong Tai Sin / ウォンタイシン)と言う寺院に決定。
「求めれば必ず願いが叶う」と言われる「道教、仏教、儒教」の3つの宗教の寺院だそうで、占いが有名らしいです。
今までに行った場所との位置関係はざっくりこんな感じ
地図で見るとちょっと遠そうな感じがしますが、ホテルのある油麻地からMTR(緑のKwun Tong Line)で黄大仙まで14分で到着。意外と近かった
黄大仙の駅を降りるとすぐに立派な山門が見えました。門を入った所でお土産やお線香など売っています。お線香は参拝者の余った分がいただけるとの事でしたのでここでは何も買わずに通過。
平日の15時過ぎですが結構人がいてびっくり。
もっと閑散としているのかと思っていましたが、観光に来たぞっ!と言う感じがして入り口時点でちょっとテンション
良く調べもせずに来てしまいましたが、
実は 香港最強パワースポットとも言われるとっても有名な寺院でございました 。
門の下の両脇にいるのは狛犬ではなく狛龍?
こちら左側にいた龍。ピカピカなのは皆が触ってる所ですかね。笑。良く見たら足元に小さいのもいた
。
反対の右側にいた龍は宝玉を持っていましたよ。
十二支の像が並ぶエリア。
ここに写っているのは右から巳、午、羊、猿、酉。羊で記念撮影されてる方は未年生まれですかね。
駅降りてすぐに門だったので周りを気にして見ていませんでしたが、高層マンションに囲まれておりました。
単体で見ると微妙に何の像なのかわからりにくいのも...。
全部は撮らなかったので一部ですが、右から丑、卯、酉。どの干支も劔、本、筆、槍、等色々な物を持っていました。きっと何か意味があるんでしょうね。ちなみに私は丑年生まれです
参拝した方の余ったお線香が置いてあるのでお賽銭を入れて細いシンプルなお線香を 9本 頂きました。3本(天、地、人を一つにの意味があるらしい)ずつ3箇所でお供えするそうです。
売られているお線香には太いのや文字が書かれているもの、カラフルで豪華な絵付きのもの等色々ありましたよ。
階段を登ると本堂の様なのでお線香を持って上がります。
周りの人を見ながら見よう見まねでお参りしてみます。何気に年明け初めてのお参りなので初詣ですわ。
両手でお線香を掲げて3回お辞儀してお祈りしてお線香を3本お供え。合ってるかな
占いをされている参拝者の方々。
来る前に見たサイトに跪いて占いをするって書いてあって「えー地面に??」と思っていたのですが、ちゃんと台が置いてありました。
せっかくなので私達も有名な筮竹(ぜいちく)占いにチャレンジしてみます。おみくじですね。
赤い台に跪いてこの筒を両手に持って目を閉じてお願い事をしながらシャカシャカ振ると、筒の中の1〜100までの番号が書かれた竹棒が1本だけ出てくるそうなのです。
が!
やって見ると全然出て来ない
意外と難しい...
シャカシャカシャカシャカ...あまりにも出て来ないので段々笑いが込み上げてきますが ひたすらシャカシャカ筒を振り続け、やっと出てきた時は妙な達成感が
ただ途中からは自分のお願いを唱えるどころではなく「早く棒出て来て!」とだけ念じていた様な気がする
ちなみに出てきたのは「28番」でした。
ひとつのお願いにつき竹棒一本らしいので、願いごとがいっぱいある場合はその数だけ竹棒を出せば良いのですが、後で占い師さんに結果を解説してもらう際には願い事の数だけ料金がかかるそうなので欲張らずに1本だけにしておきました。
出て来た竹棒に書かれている番号を忘れない様にメモして筒は返却します。(メモ用紙と鉛筆も貸してくれます)
周りには盛大に竹棒をぶちまけている人がいたり、何本も飛び出しているのに気づかずに一心不乱にシャカシャカしてて他の参拝者の人に「いっぱい出てますよ」的に教えられている人がいたり、見ているだけでも面白いのですが機会があったら是非チャレンジしてみてください
続いてこちらの聖杯(センブイ)占いもやってみます。
二つの木片を両手に包み込んでお願いをしてから前に放り投げると言うもの。こっちは簡単
願いごとが叶うか(神様にそれをお願いをして良いか?)を占うそうです。
先ほどの筮竹で出た番号が正しいかこれで確認してダメだったらもう一度筮竹を最初からやり直し!と書いてあるサイトもありましたが、何がホント??
平らな面が「陽」で カーブした面が「陰」
陽と陰=「大吉」神様は同意。すべてうまくいく。
両方とも陽=「吉」本人の判断に任せる。
両方とも陰=「凶」神様は不同意。
よくわからないけれどとりあえずやってみます
こちらは1回目で陽と隠の大吉が出ました!もし結果が悪くても3回まで挑戦できるそうですよ。
筮竹も聖杯も本堂に向かって右の後方(写真の右端辺り)で無料で借りられます。
占いを終えた所で順路の続き。これは「盂香亭」かな?どうもこれは裏側だった様です。表に回れば良かった
こちらは縁結びの月下老人。写真をちゃんと撮ってなかったのですが、両端に男性と女性の像がいて赤い糸で繋がれていまして
入り口に置いてある赤い紐を、この様にして月下老人から持っている太い紐(女性は男性像側、男性は女性像側)に結ぶらしいです。
ざっと順路を回った所で、先ほどのおみくじの結果を占い師の先生に聞きに行きます。
1F、2F合わせて100以上の小さいブースが並ぶ占い屋さんエリア。日本語OKのブースもあるとの事でぐるっと見て歩きましたが、この時開いていた日本語対応のお店は2〜3件のみ。
前を通りすがりに「トナリ、ダメ!日本語 ワカラナイ!コッチ 大丈夫」と声を掛けてきたのが、この「太保」さん。少々押しが強い感じですがこちらで占ってもらう事にしました。
おみくじで出た番号、生年月日、占いたい内容を聞かれて、伝えるとおみくじの内容が書かれたピンクの紙をくれて、内容を解説してくれます。
料金は1人1つずつ占ってもらって2人で100HKD(約1400円)。解説はトータルで5分もかからずに終了でしたが。笑。
お店によって1つの内容につき20〜100HKDと値段はまちまちな様ですが、40HKD 位の所が多いと聞いていたので、相場より若干高かったのかも知れない。
占いの結果はと言うと、おみくじは吉だったのですが、来年(今年の2月以降)の仕事運はあまり良くない様です
。厄年だからあまり良くない、あと、羊の年は気をつけなさいとも言われました。仕事は今まで通りのんびりやっていくつもりですが、来年厄年って!?日本の厄年とは違うんですね。
ごまさんの引いたのが「1番の大吉」で、どうやら彼が私の面倒をしっかり見てくれれば私もうまく行くらしい。と言う事で、今後の旦那様のサポートに期待
こちらおみくじを見て頂いた占い師さん。日本語はだいぶカタコトですが理解はできました。改めて見るとくっきり弓形眉毛!ですね。値段聞かなかったけれど手相とか人相も見てもらえばよかったかしら。...この眉にしろと言われてもアレですが
最後に開運のお守りの購入を勧められましたが丁重にお断りして、黄大仙祠観光終了です。
私たちは寄りませんでしたが、お買い物される方は黄大仙祠出てすぐの所に駅ビルもありましたよ。
いやー 黄大仙祠 意外と面白かったです。占いの結果はいまいちでしたが、有名パワースポットでの初詣でちょっと運気UP したかな
4日目まだ続くのですが、
実は、日本に帰って来てから調べていたら、無料で黄大仙祠の筮竹占いの結果が見られる TAO-NET と言うサイトがあるのを見つけたので、ご紹介しておきます。
TAO-NET は中国語 or 英語 になりますが、英語版で説明しますと、下段の中央にある Predication of Wng Tai Sin にある「Stick no.」の入力欄におみくじの番号を入れてボタンをクリックすると
こんな感じで結果が出てきます。
カタコトの日本語よりわかりやすいかも
かなり重いサイトなのですが機能はしている様です。
こんなサイトがあるなら、
いっぱいお願いしてくれば良かった!!
と思ったらこの TAO-NET
オンラインお参りもできました!
試しにちょっとやってみますと
メインページの下段左にあるこちら Online Pray の
Start Pray をクリックすると
別ウィンドウでこの画面が開きます。(最初読み込みに時間がかかります)
START をクリックすると
中国っぽい音楽とともに動画がスタート。急に音が出てびっくり しない様にボリュームにご注意ください。
黄大仙祠の参拝順路に沿った動画になっている様で、本堂の前まで来ると入力画面が現れます。
※寺院の雰囲気がわかるのでこの動画を見るだけでも良いかも。
苗字
名前
メールアドレス
願い事を選択(その他の場合は60文字以内)
生年月日(YYYY/MM/DD)
性別(M/男 F/女)
出生地(Hong Kong/香港 PRC/中国 Overseas/海外)
□ お知らせ等のメールを受け取りたくない場合は左下のチェックBOXにチェックを入れ
最後に右下の Confirm ボタンを押すと確認画面になりますので
内容を確認して Submit ボタンをクリック。
すると、お線香をお供えする動画が流れて...
最後にこの画面が。
式典の際にマスター 黄大仙(ウォン・タイ・シン)に祈りを届けてくれるそうです。
寄付(Donation)のページは現在アクセスできない様ですし、お願いは何でもきいてくれる上に、お参りもオンラインで無料でできてしまうなんて太っ腹な神様なんですね
一応「収集した個人情報は極秘として扱われ、あなたとの通信のみ使用されます」と記載されてはいましたが、ご利用はご自身の責任でご判断ください。
また、アンドロイドのアプリもある様です。
インストールはしていないのでアプリの中身はわかりませんが、紹介画像をみるとおみくじが coming soon になっていたので、そのうちアプリでおみくじも引ける様になるのかも知れませんね。
黄大仙祠が長くなってしまったので今回はここまでで
次回黄大仙祠からの続きを書きます。
それでは...